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lunedì, aprile 12, 2004

アマロ神父の罪

「アモーレス・ペロス」や「天国の口、終わりの楽園。」でブレイクした、

ガエル・ガルシア・ベルナルの主演作。

amarosimpunotsumi.jpg

キリスト教にとってはスキャンダラスな内容なようで、
メキシコやアメリカでは上映禁止運動が起きたとか。
1875年にポルトガルの作家エッサ・デ・ケイロスが発表した小説から
舞台を現代のメキシコに移して描かれている。
ちなみに、アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。

ガエル・ガルシア・ベルナル扮するアマロは、いずれローマへ行くための修行として
メキシコ、アルダマの小さな町の神父ベニトの元に見習いとしてやってくる。
神父として有望なアマロはまじめに日々過ごしていくが
次第にベニト神父を中心とした様々な秘密に気づいていく。
レストランの女主人の一人娘アメリアは、人一倍信心深い少女であったが
町にやってきたアマロ神父にあこがれの念を抱くようになる。
アマロもまたアメリアに惹かれていき、とうとう一線を越えてしまう...。

12月24日にクリスマスパーティーを行って、その何日か後に
神社へ初詣をするような日本人には、やっぱり理解しがたいというか(^.^;
規制が厳しければ厳しい程その裏側は無限にあるっていうか
ガンガン広がっていってしまうのね〜って思ったりして
つくづく人間の弱さを感じさせられる作品。

主人公アマロ神父を演じるのは、ロンドン留学もしていて英語が堪能な
ガエル・ガルシア・ベルナル。あの瞳のお陰で、こんな泥臭いストーリーと
アマロのキャラも許されてしまう。
「アモーレス・ペロス」の彼はとても素晴らしいのでまだの方はゼヒ!
最近では、ナタリー・ポートマンとのロマンスがウワサになってますな。

アメリア役のアナ・クラウディア・タランコンは
22歳の新人女優。この映画は16歳の設定。
映画では見事に少女になってるけど、
メイキングのインタビューは大人でした(笑)

DVDレンタルにて鑑賞。

オフィシャルサイトはこちら

こちら↓にもTBしてます
アマロ神父の罪@映画生活

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メキシコ映画ですが、アカデミー賞などにもノミネートされたなかなかの秀作です。マイナー作品の魅力はその掘り出し物的な感動にあるのではないでしょうか?何の前評判もほとんどなくて新鮮な目で作品を見ることができるので、映画の善し悪しが素直に伝わってきます。物語...... [Continua a leggere]

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