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mercoledì, aprile 28, 2004

ストーカー

ロビン・ウィリアムスが、いい人や面白い人以外の役を演じた作品。

one_hour_photo.jpg

まず、内容とタイトルが違いすぎ!と思った。
「ストーカー」って邦題で原題は「One Hour Photo」
まあ、写真現像の時間の意味なんだけどねえ。
ロビン・ウィリアムス扮するサイの行動は、
ちょっとストーカーって枠にくくってしまうのは厳しすぎるかなと。

24時間営業の大型ディスカウントショップで20年以上務めているサイ。
自分の仕事に誇りを持っていて、客にも親切な男。
だが、常連客であるニーナとその家族に、
あこがれにとも思える特別な感情を抱いていて
自宅の壁にはニーナ達の歴史とも言える「家族写真」が飾ってある。
仕事で上司とソリが合わないなど、追いつめられていくサイ。
孤独な彼は次第にニーナの家族の一員になったような妄想を抱いていくのだが......。

確かに、部屋の壁いっぱいに他人の家族写真を貼っているってのは
どうかな〜と思うけど、まあ、アイドルのポスター貼ってるのと
同じ感じなのかな?サイにとっては。
ニーナの夫であるウィルに偶然会うシーンがあって
「初めて本物に会った」ってすごく嬉しそうにするシーンなんて
まさに好きな有名人に会えたときのリアクションだったから。

私が「怖っ!」って思ったのは、ニーナ達が留守中に家に侵入し
トイレ使用しているシーン....。
自分家でそんな事が起きてたらって考えたらかなり怖かった。

映像がかなり計算されているみたいで印象に残った。
サイが写真の色具合について、とても厳しい指摘をするシーンがあるくらい
色を使っての演出が面白い。
蛍光灯を最大限に使用した無機質で商品が整然と並べられている店内とか
ニーナ達の家族写真以外はあまり色のないサイの部屋とか。
ロビン・ウィリアムスも全体的に「白」っぽくて、とても印象が薄い。
監督はマーク・ロマネク、音楽ビデオなんかを撮影してた人だとか。

出演者に海外ドラマでお馴染みの人が出てた。
まずは「ER」のベントン役だった、エリク・ラ・サル。
メスを拳銃に持ち替えてました。彼はインテリ黒人が似合うね。
もう一人は「エイリアス」でヴォーン役のマイケル・ヴァルタン。
彼は歌手シルヴィ・ヴァルタンの甥っ子。
「エイリアス」主役のジェニファー・ガーナーとはまだ継続中?
実はこの「ストーカー」公開時の予告を観て、
「ダンナ役がかっこいい」ってヒソカに思ってたんだけど
その時はまだマイケル・ヴァルタンの存在って知らなかった。
私の中で勝手に妄想が膨れあがり、もっと違う感じの人だと記憶してたから
彼が出てきた時は、「え?配役交代した?」ってなくらいびっくりした。

奥さんニーナ役は「閉ざされた森」や「グラディエーター」に出演の
コニー・ニールセン。なんかあんまり印象に薄い女優さんなのか
毎回「この人どっかで観たことあるけど、
何に出てたっけ?」って考えちゃう。

恐がりな人も大丈夫なサスペンス。

DVDレンタルにて鑑賞

こちら↓にもTBしてます
ストーカー@映画生活

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