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mercoledì, maggio 26, 2004

コール

母は強し!なのだ。

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【プロローグと感想】
優しい夫とかわいい娘の3人で幸せに暮らすカレン。
ある日自宅に見知らぬ男が侵入し、娘のアビーを誘拐したという。
自分も自宅に軟禁。
さらに、夫のウィルも別の場所で監禁される。
3人を三カ所で監禁&誘拐。
そしてそれぞれが30分毎に連絡を取り合うことになっている。
万が一、誰かの連絡が途絶えた場合、
人質になっているアビーの命はないと言われる。

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嘘みたいに理想な家族に起こる、突然の恐怖。
誘拐された娘のアビーには、「重度の喘息」っていう問題もあり
誘拐した方もされる方も緊張する。
その事実をカレンから知らされる犯人ジョーの驚きと狼狽が
単に「計画が狂った」というだけではない感じがしたんだけど
作品を観た人なら理解できるかな?

とにかく母は強し!
自分や夫も監禁されてるっつうのに、娘のためにイロイロと反撃する。
夫はなんとかやっていけると思ったのか、
単にジョーが「娘の命」についてだけ、言ってきたからなのか
夫ウィルの心配は一切しない。ひたすら「娘を助ける」ためだけに..。

ネタバレになるので、あまり詳しく記さないが
カレンがとある武器になるものをとある場所に隠す。
これにはのけぞったね。そ、そんなところに!って。
「危ないからよいこはまねしないでね」ってテロップ出そうだよ。

ジェニングス一家は全員勇敢で、
いろいろと自分の身の回りにあるもので反撃するのがスゴイ。
ああいう自らの危機的状況でよくやれるもんだと感心しちゃう。

そんな強い母カレンにシャーリーズ・セロン
彼女は今年のアカデミー主演女優賞を「モンスター」で受賞。
このカレン役を演じたかった理由として、
既婚者で母親役だったからと言っている。初の母親役なんだそうだ。
今回の夫ウィル役のスチュアート・タウンゼントとは、
この映画で知り合い、恋人同士になったのは周知の事実。
彼より前にはThird Eye Blind
スティーブン・ジェンキンスとつきあっていたこともある。
どっちにしてもかなりの面食いさんですね、シャーリーズは。

アビー役にはダコタ・ファニング
「アイアムサム」で名子役と人気だったため、
この映画の日本公開の宣伝は、
なんと「ダコタ・ファニング最新作」ってな具合に彼女を全面に押し出している。
ところが、アメリカ版の予告とかは、結構脇役扱いなんだよね。
その違いはなんなんだ?
海外ドラマの「TAKEN」
でも、普通と違う少女を演じてます。
とにかく上手い。本気で怖がって、不安がっているみたい。
当時7歳。特典DVDには彼女のスペシャルコメントが。
おもいっきり前歯が抜けてた(笑)

犯人ジョー役にはケヴィン・ベーコン
すっかり悪役が板についてしまって、そこから脱却したいと
当初はウィル役を望んでいたんだとか。
でも、監督に「ヒーローだと思って演じてほしい」と言われ
ジョーを演じきったんだそうだ。
なぜヒーローなのかはネタバレに近いので遠慮しときます。

ジョーの妻で、ウィルを監禁するシェリルを演じるのはコートニー・ラブ
ご存知、カート・コバーンの妻で、バンド:HOLE(解散したけど)のボーカル。
最近ソロデビューしとりますが、
映画出演も頻繁で、しかも結構評価が高い。
もうちょっと危ない感じがあっても彼女っぽいかなと思うくらい
今回は大人し過ぎた気がする。

ジョーの従兄弟でアビーを軟禁するマーヴィンにブルイット・テイラー・ヴィンス
ちょっと気が弱そうで、子供好き。
30分毎に連絡がなければ、子供を殺さなければならないことが
なにより嫌で怖いと思っている。
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」とか「ザ・セル」、「シモーヌ」などに出演。
結構いろんなのに出てるのね。

今回は、DVDを購入してみた。
二枚組で、ディスク2には「別エンディング」が収録。
そのタイトルが「TVニュースを観るメアリー」・・・?
メアリー?誰だっけ?と思いながら観てみて、なるほど!
いたいた、メアリー!そっか。疑惑は晴らしとかないとね。
でも、こっちのエンディングよりやっぱり本編で使った方のエンディングが
しっくりきますな。

DVDを購入し鑑賞。

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コール@映画生活

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