200本のたばこ
【プロローグと感想】
彼女のエリーに振られたばかりのケヴィンは、
“腐れ縁”な女友達のルーシーに大晦日のパーティーへと連れ出されるが、
口を開けばグチばかり。
パーティホストのモニカは、時間になってもお客さんが誰も来なくてイライラ。
シンディは優しい男性ジャックとの初デートを完璧なものにしたくて緊張。
ヴァルとステフィは“従姉妹のパーティ”の場所が分からず、
パンクスが集うライブハウスでトムと知り合う。
12/31に、誰かとベッドを共にしないと、
次の年一年男っけなしというジンクスを恐れる女性二人は
バーテンにパーティへと誘われ、取り合い寸前。
浮かれまくりの街をタクシーで流している運転手。
はたして彼らは新年を誰と迎えることができるのか、
パーティにお客は来るのか.....?
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今年のヴァレンタインデー近辺に公開された
「ラブ・アクチュアリー」に似た感じのオムニバスで、
バラバラのピースが最終的に(強引ではあるけど)くっつくのが面白い。
「ラブ〜」と違うのは、これが12/31の一日だけの出来事であることと
舞台がアメリカってことか。あと、ひたすら若者オンリー。
この作品は、MTVがバックアップしてるんだけど、
1981年てもうMTVあったのかな?とにかく全編音楽が流れていて、
それがゴキゲンナンバー(死語に近い)ばかり。
ちょっとサントラチェックしたくなりますよ。
あと、普通にエルヴィス・コステロが本人役で登場(笑)
一応伏線なんかもあったりして、よく出来てます。
しっかりストーリのポイントとして組み込まれているしね。
この当時有名だった人も、このあとブレイクする人、
はたまた懐かしい人もいる豪華キャスティング。
ルーシーに誘われて、別の女性をパーティに誘うバーテンに
ベン・アフレック。
なんだかとてもダサい。(笑)
そのルーシーをコートニー・ラブが、
意外にもかわいく演じてます。
ルーシーの腐れ縁友達ケヴィンにポール・ラッド。
彼は「ロミオ+ジュリエット」でジュリエットの許嫁パリス
(ジュリエット相手にアホ踊りをする男)を演じてた。
今回はスゴいモミアゲで登場。
ケヴィンを振ったエリーにはジャニーン・ガロファロー。
「リアリティ・バイツ」で初めてみたけど、久しぶりな感じだな
おそらく高校生コンビのヴァルとステフィ。
ヴァルをクリスティーナ・リッチが演じ、
ステフィをギャビー・ホフマンが演じる。
この二人「Dear フレンズ」でも共演。ギャビーは久しぶりに観た。
そのヴァルたちと知り合うパンクスのトムにケイシー・アフレック
ご存知、ベンの実弟。ルックス的には弟の方がイイとは思う。
初デートに緊張しまくりのドジ女シンディにはケイト・ハドソン。
まだ、「あの頃ペニー・レインと」に出演してブレイクする前。
母親譲りのコメディセンスで、背中に犬のウ○コを付けたまま、
愛を語らうというかなりドジな女の子を演じている。
そのシンディのデート相手ジャックにジェイ・モア
男の人なら羨ましがりそうな性質?体質の持ち主(笑)
彼は「ザ・エージェント」でトムのライバル役を演じた人。
パーティのホスト役のモニカにはマーサ・プリンプトン
彼女も実に久しぶり。「グーニーズ」とかに出てましたねえ。
そして、故リバー・フェニックスの彼女だったこともある。
今回の役所も、「パーティに大勢招待したのに誰も来やしない!私はやっぱり嫌われているんだわ!」
と始終文句たれる後ろ向きな女。
そのモニカの元カレ、エリックにブライアン・マッカーディ
この31日にもつき合っていた彼女に変な理由で振られてしまう。
振られた本当の理由は別にあるので、かなり気の毒
登場人物の何人かも乗ることになるタクシーの運転手にデイブ・チャペル
装飾がかなり施された車内で、時には恋愛、時には人生についてを客に説く。
後半のクライマックス、パーティシーンで使用される曲で
「(What's So Funny 'Bout) Peace, Love & Understanding」ってのがあって
コステロが歌ってるんだけど、初めて聴いた曲じゃなく、
他の誰かがカヴァーしたのを聴いたことがあることに気がついて、
よ〜く思い出してみたら、The Wallflowersが
「Red Letter Days」というアルバムで歌っていて収録されとりました。
解決してほっと一安心(笑)
アメリカの(というか日本以外?)の大晦日の過ごし方って
本当に大騒ぎなのね〜。
日本は逆にクリスマスにパーティをして、大晦日の夜は比較的静かだなと。
大晦日、紅白がつまんなかったら観るとイイかも、でもアセるかな(笑)
ちなみにオフィシャルのようなもの。
DVDレンタルにて鑑賞。
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