リード・マイ・リップス
【プロローグと感想】
土地開発会社で秘書の仕事をしているカルラ、独身。
一応難なく仕事はこなしているが、難聴の障害を持っている。
いつも一人で昼食を食べ、不倫をしている友人の子供のお守りを頼まれる等
ストレスが溜まり、ある日社内で倒れてしまう。
それをきっかけに上司からアシスタントを雇う様指示され
職安で募集したのだが、やってきたのは刑務所帰りで保護観察中のポールだった。
カルラはポールのワイルドさに惹かれ、あれこれ世話を焼く。
仕事もプライベートも.....。
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TVの予告なんかで、エマニュエル・ドゥヴォスが
「ウィ.....ウィ......」と悩ましげな口でつぶやいたあと
ヴァンサン・カッセルが必死の面持ちで何かを伝えているといシーンに
どういうわけか惹かれ(笑)
劇場公開時に「観たいな〜」と思っていた作品が
めでたくDVDリリースされたので早速レンタルした次第。
またまた私の実に勝手な想像&思い込みで鑑賞したため
「もっとサスペンスかと思った、でも違ったわ」
というのが率直な感想なのだ。
お互いの弱みを知って、持ちつ持たれつの関係の二人。
カルラは次第にポールに惹かれていき、
その行動にヤバさが感じられたりする。
かなり妄想女なんだもん。
美人じゃないから特にね。ある意味怖かった。
でもって、とっても気の強い性格。
仕事のポストを守るためなら犯罪もいとわない。
嫌な上司にも強烈な仕返しをしちゃう。
そんなん誰も近寄らないだろ(笑)
物語のキーポイントにもなっていて
タイトルにも含まれる読心術はカルラの特技。
ポールの前でそれを披露し、
ポールがあることをきっかけにそれを利用する。
カルラにはそれが断れない。
弱みもあるし、ポールが好きだから。
ハリウッドを意識したドンパチ系フレンチムービーではないけど
結末がきちんとあるので、いかにもフレンチって感じの映画でもない。
進行がタルい感じはするけど、つまんなくはなかったな。
ムショ帰りのポールにヴァンサン・カッセル。
今回はワキ役ではなく、一応主役なので期待通りの行動をしてくれた。
脇役で出演していると何かしら伏線があったり、犯人だったりするからねえ。
出てきただけで「犯人だよ!」と分かってしまうキャラなんですよ彼は。
オフィス用に微妙な七三に分けてて笑った。
難聴OLカルラにエマニュエル・ドゥヴォス。
各パーツはそれほど悪くないのに全部そろうと「?」になっちゃうルックス。
でもスタイルはいかった。(笑)
オフィシャルサイトはこちら
DVDレンタルにて鑑賞。
こちら↓にもTBしてます
リード・マイ・リップス@映画生活
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