バースデイ・ガール
【プロローグと感想】
銀行勤続10年のジョン・バッキンガムは、
田舎町故に出会いもない状態。
そんな現状から脱するために一大決心をして
ネットでロシアからの花嫁を「注文」する。
そしてやってきた“ナディア”という女性は、
話せるはずの英語が全く理解できない。
こまり果てたジョンは彼女を返品しようとするが
ベッドを共にしてからは次第に彼女の虜になっていく。
ある日、「キョウ、バースデ」と“ナディア”がジョンに伝え
自宅でささやかなバースデイパーティをしていると、
ロシア人の男二人が訪れる。
彼らは自称「ナディアの従兄弟とその友人」だという。
彼らのペースに巻き込まれつつも、
“ナディア”への思いを募らせていくジョンだったが、ある日....。
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この映画のキャッチコピーが
「騙されてはいけない!彼女の“誕生日”の微笑みに。」
なるほどね、でもこのキャッチコピ−共々
「騙されてはいけない」気がする。
だって、このニコールの怪しげな笑みから想像するに
サスペンスものだと勝手に想像して(またかよ)観たらびっくり。
ちょっとエッチなラブストーリー??
しかも、ちょっと笑える部分もあるし.....。
とにかく想像してたのとは全く違う内容。
普通なんだけど、ちょっと奇妙な作品かも。
とにかく、既に分かりきってることとはいえ
ニコールがやはり美しい。
しかも惜しげもなく裸体になっちゃうしなあ。
そして、流暢にロシア語を話しちゃう。
(いや、私はロシア語分かりませんけどね)
ロシア人じゃないのに、ロシア女性に見えてくる。
彼女の笑みを見ると、ジョンじゃなくても
不安と幸せがぐちゃぐちゃになるかも。
この作品、ロシア人が3人も出てくる設定なのに
一人もネイティブなロシア人俳優がいない。
ナディアが英語が全く理解できないという「設定」は
実際に監督が主演女優をロシア人で探そうとした時
「流暢に話せる」というはずが、そうでなかったというオチが
ネタになっているんだとか。
二人のロシア人役、アレクセイとユーリも
ヴァンサン・カッセルとマチュー・カソヴィッツという
フランスの人気俳優&監督が扮している。
それでも十分にロシアっぽくなってる。
ハリウッド映画で日本人の役を中国人が演じたりするような
奇妙な感じはなかったけど、これって実際に
ロシア人が観たらどう思うのかな?
私はアレクセイとユーリが乱入して来た瞬間から
ちょっと先が読めちゃったけど、まだ中盤だったので
そっからどうまとめていくのかなって思って観てた。
後半はジョンの善人ぶり発揮って感じかな。
大体、ヴァンサン・カッセルが大人しくしているワケがない(笑)
もう風貌からして怪しいんだから。
彼が脇役で出てくると「要注意」アラームが鳴ります。
「火サス」で石野真子が脇役で出てきた時と同じ感じで。
(すみません、横道にそれました)
散々翻弄されるジョンに「シン・レッド・ライン」のベン・チャップリン。
彼ってアントニオ・バンデラスを地味にした感じのルックス。
アレクセイ役にヴァンサン・カッセル、
ユーリ役にマチュー・カソヴィッツ。
この二人は「クリムゾン・リバー」や「憎しみ」では
俳優と監督の関係だったりする。
ヴァンサンは「ジェヴォーダンの獣」でも怪しさ炸裂。
マチューは「アメリ」で知った人も多いかも。
アメリが好きになる青年役。
ルックスがイイ人っぽいので悪人向きでないかも。
DVDレンタルで鑑賞。
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