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martedì, giugno 22, 2004

ピノッキオ

どうみても子供じゃないピノッキオが暴れまくるファンタジー.......。

pinocchio_ver2.jpg

【プロローグと感想】
イタリア・トスカーナ地方、道に迷った妖精が放った青い蝶は
一本の丸太に止まり、その丸太はまるで生き物の様に跳ね回って
ジェペットじいさんの手に渡る。
彼はその木を使い、男の子の操り人形を作った。
その人形は言葉を話し、あちこち飛び回り
ジェペットを困らせるのだった......。

**************************************************
イタリアで100年以上も世界で愛されている童話を
カルロ・コッローディの原作に忠実に実写化した作品.。
だけどね.......(汗)
確かにストーリーは「忠実」かもしれないんだけど
一つ肝心な部分が「忠実」じゃないんですよ!!!
ピノッキオが「おっさん」なんですよ〜〜〜〜〜。
あうう〜、額がかなり広いおじさんが
「きゃいきゃい」と子供っぽいイタリア語で
嘘ばっかつきながら、大暴れするというファンタジーなのだ。

「ライフ・イズ・ビューティフル」で世界中を感動させた
あの、ロベルト・ベニーニが、やってくれちゃいました...。
アメリカでは「ラジー賞」ノミネート(受賞しましたかい?)という
名誉なんだか不名誉なんだかというオマケつきですわ。

分かってはいたけど、やっぱり最初から最後まで
ピノッキオが子供には見えなかったのよ、ごめん、ベニーニ...。
私はディズニーのアニメ版のイメージが強くて、
やっぱりどうも馴染めなかった。

イタリア映画至上最高の制作費ってのは、分かる。
でも最高の興行成績だっていうのは、本当なの?
イタリア人なら必須なのかな〜、「Pinocchio」は。
そうそう、ディズニーのアニメのタイトルは「ピノキオ」ですが
正式にイタリア語読みすると「Pinocchio=ピノッキオ」となるのね。

衣装や美術とか、特殊撮影なんかを観ると
確かにすごいんだけどね〜。人もたくさん使ってるし。
イタリアらしい美しさもあるんだけど。
だけど!
こだわってしまうのよ、「オヤジピノッキオ」に....。
特典映像で、奥さんでもあるニコレッタ・ブラスキのインタビューで
「ピノッキオの衣装を着たベニーニを見て、
ピノッキオにぴったりだと思いましたか?」っていう質問に
即答で「Subito=すぐに」と答えてるのを見て
私は「うそだろ〜〜」と思ってしまいやした。

以前にフェリーニが撮りたがっていて、
その時にベニーニを主役にしようとしてたらしいんだけど
相当昔なんじゃないかと。若い頃なら許せるかな、まだ。
ただね、この役は実際の子供にはムリでしょう。
とにかくピノッキオは、ひたすらしゃべくりまくり、動きまくる
騒がしい「男の子」なんだから。

こんなにイロイロと文句たれてますが、
一個収穫ありました。
ルシーニョロ役のキム・ロッシ・スチュワート君!
いやあ「アパッショナート」以来、約10年ぶりくらいの再会ですよ。
まるで気がつかなかったけど、この記事を書くにあたって
出演者を調べてたら、なんとなんと名前があるじゃないですか。
ずっと、ベニーニの“ファニー”な顔を観させられていたから
ルシーニョロとして出てきた彼の顔を観た時は
bell'uomo(美男子)好きな私としては、
正直ホッとしたくらいなのだ。(笑)
ちょっと雰囲気変わっている気がしたけど.....10年だものねえ〜。
歳もとるはずだ。


ピノッキオ役には、ロベルト・ベニーニ
イタリアを代表するコメディ俳優であり、映画監督。
私のイタリア語の先生も
「彼はとってもsimpatico(楽しい)で大好き」と絶賛。
「ライフ・イズ・ビューティフル」では
アカデミー主演男優賞と外国語映画賞を受賞。
授賞式のパフォーマンスはかなり面白かった。

青の妖精役には、ニコレッタ・ブラスキ
ご存知、ベニーニの奥さんで「ライフ〜」にも出演。
穏やかそうで綺麗な人。

ピノッキオの「お父さん」ジェペット役には、カルロ・ジュフレ

ピノッキオの「親友」ルシーニョロ役には、
キム・ロッシ・スチュワート
「アパッショナート」(原題:「senza pelle」)
「髪結いの亭主」のアンナ・ガリエナを相手に、
精神のかなり脆い青年を好演。
ちょっとアブない青年だったけど、美しかった。

ピノッキオ役の日本語の吹き替えが、ユースケ・サンタマリア。
観てないけど、まあ、合ってるんじゃないかな?

ちなみに、英語版の声の出演は
ピノッキオ役が、ブレッキン・メイヤー

青の妖精役が、グレン・クローズ

ルシーニョロ役に、
(英語版ではなぜか「レオナルド」に名前が変わる(笑)言いにくいのかな?)
トファー・グレイス
「トラフィック」「モナリザ・スマイル」等に出演。

だとのこと。

オフィシャルサイトはイタリア語版日本語版の二つ。

DVDレンタルにて鑑賞。

こちら↓にもTBしてます
ピノッキオ@映画生活

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Commenti

FLUFFYさん、お久しぶりです。
これ、すごく前から見たかったんです。
なるほど・・・おっさんですか。
レンタル屋さんで探して是非見てみます。(^o^)丿

Scritto da: (^o^)丿mee | mercoledì, giugno 23, 2004 a 03:31 p.

お久しぶりです、コメントありがとうございます。
今朝、EURO2004でイタリアが負けて、傷心でございます。
なのに、イタリア語の宿題しなくちゃなんなくても〜(笑)
「おっさんピノッキオ」ですが、
人によってはそう見えない事もあるらしいので
先入観なしで観てください
(って、ムリですよね〜、あんだけボロクソに言っておいて)

Scritto da: FLUFFY | mercoledì, giugno 23, 2004 a 03:38 p.

こんばんわ、遊びに来ました♪
ピノッキオを映画館で見た時は、最初から最後までベニーニが喋りまくるわ、クリックリッって変な歌(ゴメンなさい)が流れるわ、やっぱり設定的にも無理があるわ、ってコトで凄い衝撃を受けました(^-^;)
DVD、出てたんですね〜!!

Scritto da: しまりす | martedì, giugno 29, 2004 a 08:17 p.

しまりすさん、いらっしゃいませ。
「クリっクリっ」ていう例の歌は、一度聴くと
しばらく耳から離れないんですよね.....(笑)
DVDは名作「ライフ・イズ・ビューティフル」とセットでも
発売されていましたよ。

Scritto da: FLUFFY | mercoledì, giugno 30, 2004 a 01:45 m.

こんばんは。
コメントとTB、どうもありがとうございます!

自分のブログで告白して、気を取り直してコメントに伺いました。(スミマセン、お邪魔いたします)

ピノッキオのハイテンションっぷりに疲れてた所に、ルシーニョロの登場で、私も(彼を知らないながらも)興奮してしまいました!
彼がどんな俳優さんかを知れて、お勉強になりました。
エンディング曲も、妙にインパクトがありますよね。
頭からなかなか離れなかったのも一緒です。(笑)

かつて沢山涙した「ライフ・イズ・ビューティフル」と、この「ピノッキオ」がDVDセット販売されてる事実も何だか引きつり笑いを誘います。^^;

私の方からも(今更ですが)TBさせて下さいね。

あ、イタリア語のお勉強、頑張って下さい!
私も昔々・・・番組がまだ地味だった頃(高田先生)のNHKイタリア語講座をやってました。1年持たずに途中で挫折しちゃいましたが・・・^^;

Scritto da: aju | mercoledì, agosto 25, 2004 a 09:11 p.

☆ajuさん
ajuさんのブログにコメントを書いた事ですっかり満足してしまったらしく、こちらへのコメントが漏れてたみたいです〜すみません。
いまさらですが、コメントしますね。
あの、エンディングは本当に頭に残ってしまいますね。
「ライフ〜」は名作なのに、どうしちゃったんでしょうね?
イタリア語、ぼちぼち勉強してます。
やっぱり、会話が一番ムズカしいですね。

Scritto da: FLUFFY | lunedì, agosto 30, 2004 a 12:53 m.

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