クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
【プロローグと感想】
フランス北東部ロレーヌ地方、修道院の一室で
キリスト像から血が流れ出すという事件が起こる。
捜査にやってきたニーマンス警視は
その壁に埋め込まれた死体を発見する。生き埋めだった......。
一方、麻薬捜査を行っていた若手刑事レダの前に
イエス・キリストに似た男が錯乱状態で現れる。
やがて、二人の刑事が追う事件が一つになっていくのだが.....。
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前作は一昨日やっと地上波で(苦笑)観た。
もともと、この二作目にブノワ・マジメルが出演するっていうんで
「1」も観てないのに、「2」は観ると決めてかかっていた。
好きなんですよ、ブノワ。
(友人は「何それ?お菓子の名前?」と間抜けな質問をしてきたが)
今回も暗くなりがちな本作に、
ちょっと明るいテイストをうま〜く振りまいてました♪
あ、微妙に声が高いのは唯一難点だな。
でも、私の好みを知っている友人たちなら
「だって、イタリアのアノ人だって、ねえ〜(笑)」と言うことだろうね。
キリスト教が宗教としても、文化としても根付いていない日本では
ちょっと難しい話かもしれない。
それと、謎とかトリックとか結構盛りだくさんな割には、
説明不足って思うような所もあって、
「結局あれはなんだったの?」って思うところもある。
結構ムリヤリっぽいとこもあるんですよ。
ま、リュック・ベッソンが脚本なので、しょうがないかな〜。
恐らく、見所の一つなんであろう
ブノワ扮するレダと、黒いフードマントを被った犯人との
追いかけっこは、ちと長過ぎた。
犯人の超人的な逃げ方&それを必死に追いかけるレダの食いつきは
確かに最初の方はびっくりするし、「すごいじゃん!」って思うのだけど
もう少し短くしてもそれは伝わるはずだと思うなあ。
その犯人、リュック・ベッソン絡みで
「ヤマカシ」集団が演じていると新聞に書いてあった(「東京」か「報知」)。
公式には出ていないんだけど、動きからしてそうだろうな。
こんなにいろいろとダメっぽく書いてますが、
割と観ている間は楽しめる作品です。
ジャン・レノ扮するニーマンスも、
いろんなイミでちょっと成長してたりするし。
直接「1」が絡むことはないので、観なくてもそれなりに楽しめる。
前作に引き続き、ニーマンス警視を、ジャン・レノ。
日本でも絶大な人気のフランス人俳優。「レオン」がやはり一番でしょうかね。
若手刑事レダには、ブノワ・マジメル。
ついこの間、カンヌの最優秀男優賞の最年少記録を
柳楽くんに更新されてしまったけど、
その前までは、このブノワが至上最年少で受賞だった。
その作品「ピアニスト」は、かなり内容的に「う〜ん........」な内容ですが
ブノワは美しいっす。(笑)それだけが救い。
きっかけは「スズメバチ」。アクション系もオッケーな役者。
13歳から俳優の仕事についていて、実はキャリア長し。
そして、奥さんはあの、ジュリエット・ビノシュでございます。
謎の男ヘメリッヒには、クリストファー・リー。
「ロード〜」のサルマンといえば、お分かりですねのドラキュラ俳優。
う〜む、出てきただけで、悪役の香りが。
神学を専門にする女刑事マリーにはカミーユ・ナッタ。
大きな作品は本作が初めて。
少し冷たい感じはするけど、これからが楽しみな女優。
イエス似の男を夫に持つ婦人役に、ガブリエル・ラズール。
本作は特別出演扱い。
12人の使途に関わる人物の兄役に、ジョニー・アリディ。
本作は友情出演扱い。
歌手でシルヴィ・ヴァルタンの夫。ってことは、
マイケル・ヴァルタン(「エイリアス」)のおじさんか!
「カンヌ史上最年少受賞」についてコメントを求められた日本の記者会見。
オフィシャルサイトはこちら
日劇3にて鑑賞
こちら↓にもTBしてます
クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち@映画生活
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I commenti per questa nota sono chiusi.
Commenti
ブノワさん、ジャン・レノよりも活躍していてよかったですよね~!なんか、事件のことはどうでもよくて、ブノワさんばっかり見とれてた・・・感じでした(^-^;
Scritto da: えふ | giovedì, giugno 10, 2004 09:27 PM
こんにちは。
トラックバックありがとうございます。
ブノワさんについて、色々わかりました。実力派俳優だったんですね~。私は、司祭との追跡劇、けっこう好きなんですけど、あれって吹き替えじゃないですよね?ブノワさんまで、ヤマカシってことはないですよね?(汗)
プロフィールの興味のある俳優さんたちをみましたが、こゆい感じがお好きなんですか?デル・トロはダメですか?(笑)
Scritto da: かめむしこ | martedì, giugno 15, 2004 06:05 PM
こんにちは。
こちらへのトラックバックとコメントどうもありがとうございます。
例の「追いかけっこ」ですが、あれは吹き替えではないみたいですよ。
パンフに書いてあったけど、5日間走りっぱなしだったとか。
本人楽しんでいたみたいです。
好みのタイプはもちろん、「濃い系」です(笑)
デル・トロはもちろん好きですよ〜。
加えておかなきゃ!あの時は思い出せなかったのかも。
デル・トロ出演作で好きなのは(駄作っぽいけど)
「エクセスバゲッジ/シュガーな気持ち」かな。
Scritto da: FLUFFY | martedì, giugno 15, 2004 06:26 PM
「ブノワ」・・・本当にお菓子の名前のような響きかも。何だかサクッとした感触の軽いお菓子のような。。(笑)
私は初めて彼の名前を知った時、「ブノワ・マジメル・・・おっさんくさいなぁ」と、私的なイメージだけで判断して、そう思ってしまいました。^^;
FLUFFYさんの記事を見るまでは、すっかり忘れてましたが、女刑事マリーは私も気になりました。私好み?な美人サンでした。(笑)
本編も何が何だか今となっては忘れてしまいました(笑)が、序盤は結構オドロオドロしい雰囲気があって、ショッキングでした。
Scritto da: aju | domenica, febbraio 20, 2005 10:32 PM
☆ajuさん
期待持たせすぎでしたね。
単にブノワがかっこよかっただけでした。
思い起こせば・・・・・(笑)
それでも一応DVDは購入してあるという(^。^;)
でも観てませんまだ。
Scritto da: FLUFFY | domenica, febbraio 20, 2005 11:45 PM
結構前のエントリーなのに、TB有難うございます。
えぇ~っ!ジョニー・アリディ出演してましたっけ?
しかも彼がシルヴィ・ヴァルタンのご主人だなんてびっくりん(ほんっと芸能ネタには弱い)
FLUFFYさんのエントリー読んで初めて知ったという(笑)
彼の「列車に乗った男」は大好きな作品ですよ~☆
ブノア・マジメルって今までカンヌの至上最年少で受賞記録保持者だったのね。これも初耳(恥)
ココに来るとお勉強になって良いです~♪
Scritto da: モン基地の母 | giovedì, maggio 05, 2005 01:35 PM
☆モン基地の母さん
こんにちはー、コメント遅くなってしまいました。
世の中GWでしたが、殆ど仕事しとりまして(^^ゞ
ジョニー・アリディですが、
ニーマンスが訪ねていく男の人が彼ですよ。
「列車に乗った男」は観てないですけど
今度観てみますね〜。
Scritto da: FLUFFY | martedì, maggio 10, 2005 06:13 PM