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giovedì, luglio 01, 2004

サベイランスー監視ー

マ○クロソフトの“アノ人”にそっくりなコンピューター長者が出てくる
サイバーミステリー。
antitrust.jpg

【プロローグと感想】
天才プログラマーのマイロは、
仲間と共にガレージからネット配信企業を立ち上げようとしていた。
ある日、「ナーヴ」というソフト会社のカリスマ社長であるゲーリーから
直々に連絡が入り、「我が社へ来ないか」と誘いを受ける。
仲間のテディはナーヴの企業体制が気に食わない為誘いを断るのだが、
マイロは実際にゲーリーに出会い、憧れでもあるナーヴへ就職を決める。
ゲーリーの親身な対応等に感動したマイロは、順調に勤務していたが
突然、仲間のテディが何者かに殺害されてしまう。
ふとしたきっかけで、ゲーリーがテディ殺害に関わっているのではと感じるマイロは、
恋人のアリスの協力で、独自に調査を開始するのだが.....。

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マイ○ロソフトも「独占禁止法」で騒がれているけど、
この原題が「Antitrust」まんまその意味なわけで。
邦題「サベイランスー監視ー」にしてしまうと
主題は見えてこないは、先は読めちゃうわで、
これまた「邦題失敗シリーズ」の堂々仲間入り。
一応劇場で公開してたみたいだけど、全然気がつかず。(苦笑)

このテのサイバーミステリーって、
作った当初は映像なんかも「おお!」とか感心するんだけど
ちょっと経ってから観ると「なんかダサダサだなあ」になってしまって。
技術が日進月歩だなってすごく実感するのよね。
でもこの映画は、その辺をキチンと理解していて
出来るだけ本当に近い様に、嘘がない様に作られたみたい。
特典映像にメイキングがあって、そういった部分の工夫が語られているのだ。
プログラムやPCに映る画面も実際に使用されているモノで
他のパソコンと連動していてハメコミ画面じゃないんだとか。
実際に演技しているのと同時に画面も変わる。
どうりで、顔に映ったディスプレイの色なんかの影がリアルだったのか〜。
と納得。

サブタイトルが付いているし、何となくB級映画の香りがするけど
結構良く出来てるんじゃないかな。
そんなにおどろおどろしくもないので、怖がりな人も大丈夫。
実際にこういうことって、ありそうで
そっちの方が怖い気がする。

ソフトウェアの開発に携わるのが、比較的若い世代ってのもあるのか
あちこちで流れる音楽がロック中心。
2〜3年前の映画なので、その頃流行った音楽が聴けて懐かしかった。


マイロ役は、ライアン・フィリップ
「ラストサマー」「クルーエル・インテンションズ」
「ゴスフォード・パーク」等に出演
奥方は新コメディの女王・リース・ウィザースプーン。
頭脳明晰には見えないルックス(綺麗すぎ)なんで
今回のキャスティングはかなり驚いた。
どっちかっていうと、金持ち放蕩息子とか、ギリシャ神話の神々とか
生活感がないイメージがあるのだ。

マイロに協力するナーヴの社員・リサ役は、レイチェル・リー・クック
「シーズ・オール・ザット」「シャンプー台のむこうに」等に出演
小動物的なルックス。でもこのリサ役に彼女を配したのは失敗かな〜。
特典映像にある、未公開シーンでも監督が語っているけど
出てきたとたんに、「何かある」って思ってしまう。

マイロの彼女・アリス役には、クレア・フォラーニ
「ザ・ロック」「ジョー・ブラックによろしく」「メダリオン」等に出演。
なんか久しぶりに観た気がする。彼女の演技には騙されました(笑)
一つ一つの表情がイイ。結構上手い女優さんなのかも。

ナーヴ社長・ゲーリーには、ティム・ロビンス
「ショーシャンクの空に」「未来は今」等に出演。
「ミスティック・リバー」ではアカデミー助演男優賞を受賞。
奥さんはご存知、スーザン・サランドン。
デカいんですよ、ティムは。
で、あのキューピーみたいなお顔がちょこんと乗っているので
違和感ありありなんだな〜。しかしアノ人に似てました。

司法省の男・ライリー役には、リチャード・ラウンドトゥリー
「黒いジャガー」のジョン・シャフト役。他は「セブン」等に出演。
最初に出てくるシーンが家の中の陰になっている所に立っていたので
顔が暗くてよく見えなかった....。

マイロの友人ラリー役には、タイ・ルニャン
(ガンダルフ@イアン・マッケランの隣)
「K−19」や「15ミニッツ」に出演。

マイロの友人テディには、ヨー・ジー・ツォー
ちょっと、葉加瀬太郎氏に似てる(笑)

マイロの友人ブライアン役には、ネイト・ダシュク
なんと、「バフィ〜」&「エンジェル」でフェイス役のエリザ・ダシュクの兄だとか!
どうりで見た顔だと思った〜(笑)

ナーヴの社員・レドモンドには、タイラー・ラビーン
海外TVドラマ「ダーク・エンジェル シーズン2」で
ジェネティックを撲滅しようとするシリル役。

監督は、ピーター・ハウイット
この人、俳優でもあって、本作にも浮浪者役で登場。
代表作に「スライディング・ドア」「ジョニー・イングリッシュ」等。
「スライディング〜」でも役者として出演している。


オフィシャルサイトは、英語
日本語があり。

DVDレンタルにて鑑賞。

こちら↓にもTBしてます
サベイランス 監視@映画生活

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Commenti

はじめまして、ボクも見ました“スカパー!”のスターチャンネルで3回ほど。

>マイロの友人テディには、ヨー・ジー・ツォー。
>ちょっと、葉加瀬太郎氏に似てる(笑)

ハ・ハ・ハ、同じ見方してる人いるんですね。
似てます。

確かに邦題失敗してるかも(笑)
邦題が想像させるよりストーリーは意外にまともでした。
『サベイランスー監視ー』って日本の配給元が悩んだ後が見えるタイトルです(TT)

マイロの彼女アリスには確かにボクもだまされました。

でも、ボクはこの映画“レイチェル・リー・クック”が出演してたので見たんですけどね。

Scritto da: こぶ | giovedì, luglio 01, 2004 07:37 PM

☆こぶさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
3回も観たんですね〜。レイチェルはキュートですよね。
DVDの映像特典では、マイロとリサが関係を持つようなシーンも
撮影されたとあったのですが、カットされてます。
監督のコメンタリーを聞くと、「なるほどね」と思えます。
私も必要なかったなと。あの結末でよかったと思ってます。

Scritto da: FLUFFY | venerdì, luglio 02, 2004 05:14 AM

いつもお世話になっています(笑)
今回も他力本願のリンクをさせて頂きました。
こういうハイテク物って時間がたつと笑えるんですよね。
カメラで盗み見するんだったらハッキングした方が早いとか

Scritto da: だにい | martedì, agosto 17, 2004 12:17 PM

☆だにいさん
いえいえ、こちらこそお世話になってます(笑)
だにいさんのトコでリンクして頂いたお陰で
そちらからいらしてくださる方が多いです。
二つ同じコメントが来てしまっている様なので
一つは削除しておきますね。
最近ココログが重くてご迷惑おかけしてます.....。
これからもどうぞよろしく〜。

Scritto da: FLUFFY | martedì, agosto 17, 2004 12:32 PM

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