シュレック2
【プロローグと感想】
前作でめでたくフィオナ姫と結婚したシュレック。
楽しいハネムーンから帰ると落ち着く間もなく
「遠い遠い国」から使者がやってきた。
ハロルド国王とリリアン王妃、つまりフィオナ姫の父と母から
結婚の報告と相手の紹介をしに戻ってきなさいというメッセージ。
渋るシュレックを半ばムリヤリ連れて故郷へ戻ってみたのだが
魔法のとけていない娘の姿と、なにより怪物としか表現のしようがない
シュレックの姿を見て国王も王妃も、そして国中が落胆の色を隠せないでいた。
さらに、フィオナ姫のゴッドマザーと名乗る魔法使いが出現し
ハロルド国王に何かを告げる、困惑しながらもハロルド国王はとある行動に出のだが.....。
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前作を観てないくせに、この「シュレック2」は観る気マンマンだった。
その理由は、アントニオ・バンデラスが長靴をはいたネコの声で出演するから(笑)
普通、シリーズものって前作のクオリティをなかなか超えられないものだけど
これは完璧に超えてしまっちゃってる。
CGの技術はもちろんの事、ストーリーやキャラクター
そして、前作に引き続きパロディ&オマージュがますますパワーアップしてる。
DVDがリリースされたら、ぜひとも何度も観て
散りばめられている遊び心を探しまくりたい気持ち。
今回のベストキャラはやはり、「長靴をはいたネコ」で決まりかと。
ルックスとは正反対の性格&言動&声。
セリフを発していないのに彼の細かな動きから目が離せず
(ていうかクギ付けに近い)
ついうっかり一行字幕を読むの忘れる程。
特にネコを実際に飼っていたり、好きな人にはたまらない動きがいっぱい。
戦いの途中で毛玉は吐くし、
グルーミング途中で声かけられると舌だしっぱなしだし(笑)
長靴の中にイケナイ粉は隠し持っているし。
そんな“彼”のモデルは監督の一人、アンドリュー・アダムソンが飼っているネコ
ジョシュアというネコなんだとか。すご〜くネコを観察してますね。
日比谷にあるスカラ座の前にはこんな像が(笑)
夜にはいなかったので、おウチに帰るらしい。
とまあ、ネコの事ばかり書いてますが
実際、シュレックはもちろんのことドンキーさえも霞みまくりだったんだもの。
そのくらい強烈キャラです。必見でしょう。
最近小さいイヌ人気に押されがちなネコ達ですが、
やはり、ネコもかわいいと思ってもらえる(?)に違いない。
前作にも出てきた、おとぎ話の主人公達は健在で結構活躍するのが見物。
それから、エンドクレジットが出ても席を立たない様に。
まだもう一つシーンが用意されてますので。
なんか主旨が違う気がするけど、ネコだけを観にもう一度観たくなってきた。
既に3作も決定してるとのこと、今から楽しみ。
ネコももちろん出演予定かしら?(すっかりホレました;笑)
【キャスト】
シュレックの声は、マイク・マイヤーズ。
「サタデー・ナイト・ライブ」でデビュー。
映画には「ウェインズ・ワールド」で進出。
代表作は「オースティン・パワーズ」シリーズ。
声だけになると、結構フツウなマイク・マイヤーズ。
コメディだけでなく「54」なんかのマジメ役もこなす。
すっかり「いい怪物」なシュレック。
あの微妙に自信のないところが、彼の持ち味なのかも。
ドンキーの声は、エディ・マーフィー。
こちらも「サタデー・ナイト・ライブ」出身。
初主演した「48時間」が大ヒット、
「ビバリー・ヒルズ・コップ」シリーズで一躍人気者に。
「星の王子ニューヨークへ行く」「ナッティ・プロフェッサー」
「ドクター・ドリトル」シリーズ等。
近作は「ホーンテッド・マンション」
シリーズ2作目は、ミラクルな変身を遂げるドンキー。
でもやっぱりマシンガントークは健在(笑)
前作で恋仲になったドラゴンとの関係が続いているのが笑える。
フィオナ姫の声は、キャメロン・ディアス。
モデル出身。日本に住んでいた事もあるんだとか。
ジム・キャリー主演の「マスク」でデビュー。
「メリーに首ったけ」ではキュートなメリーを好演。
「チャーリーズ・エンジェル」シリーズではオトボケキャラのナタリー役。
「マルコヴィッチの穴」ではボサボサ頭のブサイクキャラを演じてたかと思えば
「ギャング・オブ・ザ・ニューヨーク」や「バニラ・スカイ」でシリアス演技も。
特に、「バニラ・スカイ」は怖かった〜。
フィオナ姫の顔が前作よりも、キャメロン本人に似てきてる。
長靴をはいたネコの声は、アントニオ・バンデラス。
コイツのこのウルウル目に騙されてはイケナイ(笑)しかし、カワイイ。
アルモドバル監督作「セクシリア」でデビュー。
「アタメ」等のアルモドバル作品に出演した後、
「マンボ・キングス/わが心のマリア」でハリウッドへ進出。
「フィラデルフィア」ではトム・ハンクス演じる主人公の恋人役、
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のアーマンド役などを経て
「デスペラード」のマリアッチ役がヒット。
「デスペラード」でも少し唄っていたが
マドンナと共演の「エビータ」で美声を披露。
「あなたに逢いたくて」で共演したメラニー・グリフィスと再婚して話題に。
「スパイ・キッズ」シリーズ等のコメディも楽しんで演じている。
「マスク・オブ・ゾロ」の続編が来年公開予定。
この長靴をはいた猫、
最初の企画ではイギリス紳士風のキャラだったというのだから驚き。
ラテン系・ゾロっぽくして正解!
リリアン王妃の声は、ジュリー・アンドリュース。
幼い頃から舞台に立つ。
ブロードウェイで「マイ・フェア・レディ」の主演を演じていたので
当然主役を演じるものと思われていたが、
映画の方の主役はご存知オードリー・ヘップバーンがゲットしてしまう。
そのかわり、ディズニー映画「メリー・ポピンズ」で
アカデミー主演女優賞を受賞する。
代表作でもある「サウンド・オブ・ミュージック」も大ヒット。
絵本作家としての顔も持つ。
近作は「プリティ・プリンセス」シリーズ。
ハロルド国王の声は、ジョン・クリース。
テリー・ギリアムらとモンティ・パイソンを結成、脚本/出演をして活躍。
「ワンダとダイヤと優しい奴ら」(脚本でアカデミー賞候補)
「フランケンシュタイン」「ラットレース」等。
ロベルト・ベニーニ監督主演の「ピノッキオ」アメリカ版では
コオロギの声を担当。
近作は「ハリー・ポッターと賢者の石」のほとんど首なしニック。
チャーミング王子の声は、ルパート・エヴェレット。
既に舞台で演じていた「アナザー・カントリー」の同じ役で映画デビュー。
共演のコリン・ファースと共に人気に。
1989年にはホモであることをカミングアウトしている。
「マイ・ベスト・フレンズ・ウエディング」ではそのイメージの様な役で出演。
他「理想の結婚」「真夏の夜の夢」等
「恋におちたシェイクスピア」にはカメオ出演。
歌手としてもデビュー。
シリアスからコメディまで演じるが、コメディの方が合ってる様な.....(笑)
今回はいわゆるマザコンで勘違いな王子を熱演(笑)
バラをくわえてフィオナにダンスで迫るシーンはかなり強烈。
妖精のゴッドマザーの声は、ジェニファー・ソーンダース。
イギリスの人気コメディエンヌ。
テレビシリーズ「アブソリュートリー・ファビュラス」では主演/脚本を担当。
「金持ちを喰いちぎれ」「スパイス・ワールド」等に出演。
チャーミング王子の母親(!)なにかっつうと唄って踊る。
息子の結婚セレモニーでは、すっかりオンステージ(笑)
息子の幸せの為ならなんだってしてしまう。
バー“毒リンゴ”のママの声は、ラリー・キング。
アメリカいち人気のトークショー「ラリー・キング・ライブ」のホスト。
作品にリアルさを持たせる為に彼自身として出演した作品は多数あり
「ゴーストバスターズ」「デーブ」「ロング・キス・グッドナイト」
「コンタクト」「ジャッカル」「パーフェクト・カップル」
「ブルワース」「エネミー・オブ・アメリカ」
「キッド」「アメリカン・スウィートハート」
「ジョンQ-最後の決断-」等々。
どっかで見た事ある様なルックスのママ(笑)
結構スゴみのある声で強烈キャラがまた登場。
それもそのはず白雪姫の意地悪な義理の姉なんだとか。
実況レポーター“ジョーン・リバース"の声は、ジョーン・リバース 本人。
アカデミー賞やグラミー賞のセレブファッション辛口コメントでお馴染み。
(同行の友人Nは特に大ウケ)
彼女も本人自身として「シリアル・ママ」に出演している。
日比谷スカラ座にて鑑賞。
こちら↓にもTBしてます
シュレック2@映画生活
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I commenti per questa nota sono chiusi.
Commenti
私もにゃんこのウルウル攻撃にはやられましたよー!
吹き替え版だったのが残念でしたが、
ぜひアントニオ・バンデラスの生声が聞きたいです!
前作をみてなかったのでレンタルしようかと思ったのだけど、
行くといつも貸し出し中~~。
Scritto da: えふ | martedì, agosto 24, 2004 08:17 PM
☆えふさん
TB&コメントどうもです♪
バンデラスの声はかっこ良かったですよ〜。
でもちょっと竹中直人版も気になる(笑)
前作観てなくても、笑えるところ満載ですよね〜。
Scritto da: FLUFFY | martedì, agosto 24, 2004 10:09 PM
私も、この「長靴を履いたネコ」見たさに
シュレック2は観る気満々でした(笑)
だってネコ派だもの。
もう私もずーっとこのネコに釘付け。
セリフがあろうとなかろうと、出ている場面はずっと(笑)
バンデラスの声、すごく合ってましたよね。
とってもかわいく、映画も楽しかったです。
と、いうわけでTBさせていただきます♪
Scritto da: cocoa | martedì, agosto 24, 2004 11:11 PM
ありゃ、TBふたつ入ってしまったので1つ削除してくださいm(__)m
すいません~。
Scritto da: cocoa | martedì, agosto 24, 2004 11:13 PM
☆cocoaさん
TB&コメントありがとうございます。
いやあ、期待してた以上のかわいさでしたよね、ネコ!
本当に細かな動きまでこだわってる感じがスゴイ。
もう一つのTBは削除しときましたよ〜。
ご安心を。
またよろしくお願いしますね♪
Scritto da: FLUFFY | martedì, agosto 24, 2004 11:21 PM
FLUFFYさん、こんばんは~^^
私もこの作品は大好きですよー♪
ただ・・子連れだったので吹き替えだったのが残念です。
だって、、バンちゃんの♪アッチッチィー♪聞きたかったです(笑)
竹中直人もいい味は出てたんですけどね^^
猫ちゃんのウルウル攻撃にはやられちゃいますよねーー。
あの目で見られたら、そりゃそうですよ(〃^∇^)o_彡☆
TBさせて頂きました!(^^)!
Scritto da: てるみ | mercoledì, agosto 25, 2004 01:53 AM
☆てるみさん
いつもありがとうございます。
もしかして、吹き替え版は最後の
「リヴィン ラ ヴィダ ロカ」も吹き替えられてるんですか?
やっぱバンデラス&マーフィ版を聴きたいですよね〜、そりゃ。
ネコ、次回作も出るんだったら、ゼヒ例のイケナイ粉で
おかしくなっているシーンを作って欲しいと思ってます(笑)
Scritto da: FLUFFY | mercoledì, agosto 25, 2004 09:06 AM
トラックバックありがとうございます。
あんな顔してバンデラスってのが最高でしたね。3作目にもぜひ出て欲しいですね。
「リヴィン ラ ヴィダ ロカ」、アップルのiTunesミュージックストアにシュレック2のサントラがあるのでちょこっとだけ試聴できたりします(まだ買えないのが残念)。
Scritto da: high_land | martedì, agosto 31, 2004 11:13 PM
☆high landさん
コメントとTBありがとうございます。
竹中版も気になるところですが、やっぱりあれはバンデラスの声が
人気の一因だと思ってます(笑)
「リヴィン〜」はお店で試聴したことがあるんですよ、
映画を観る前にでしたが。
本当に日本でも、ITMSがスタートするといいですねえ。
余談ですが、high landさんにならって、Macのアフェリエイト
登録しました。バナーがシンプルでステキです。
Scritto da: FLUFFY | mercoledì, settembre 01, 2004 09:02 AM