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martedì, settembre 14, 2004

ピーター・パン

原作に忠実、そして少年が初めて演じる実写版「ピーター・パン」

peter_pan_ver3.jpg

【プロローグと感想】
ロンドンで優しい両親とかわいい弟達、
そして乳母ナナ(犬)と幸せに暮らすウェンディー。
彼女はおとぎ話好きで、毎晩の様に弟達に話して聞かせていた。
ある晩、窓を開けて部屋の中に不思議な少年がやってくる。
ナナに驚いたその少年はウェンディーの家の引き出しに
自分の“影”を置いていってしまう。
影を取り戻しに戻ったピーター・パンという少年に出会ったウェンディーは
「楽しい事を想い浮かべると飛べるよ」という言葉に誘われて
弟二人といっしょに“ネバーランド”へ飛び立つ。

*************************************

舞台なんかも含めて初演から100周年という記念で作られたこの作品。
原作に忠実なんだそうだ。
原作に忠実といえば、散々な悪評だったベニーニ主演
「ピノッキオ」があるけど、
これはイメージを壊さずに美少年がピーターを演じていてほっとした。(笑)
今までピーター役は舞台では女性が演じていたので、
実際の少年が演じるのはこの作品が初。
ちょうど思春期にさしかかるくらいの年齢の少年を
ピュアに演じるのは難しいのかな。
今までなかったってのが不思議。

映像がカラフルで楽しい、かわいい作品。
ロンドンのちょっと重い感じと
永遠に大人にならない国“ネバーランド”との差が
うまい感じに表現されていると思う。
アニメ等では語られなかったピーターとウェンディーの淡い恋愛感情。
子供時代は女の子の方が早くに大人になるもんなのね、
ウェンディーはどの子供達よりも大人びていた。
クライマックスでウェンディーがピーターに“すること”は
様々なおとぎ話で行われている“ミラクル”の逆転版って感じで興味深かったな。

ピーターは「今が楽しければいい」っていう典型的な子供で
さっきまで遊んでいた友達の名前も忘れてしまう様な少年。
「自分が一番」って実は思っていて、絶望ってことを知らない感じなんだけど
時折見せるちょっと悲しげな瞳が複雑な感情を表現してたなと。
しかし、普通だったら嫌われてもいい感じの自信満々キャラなのに
迷子達やウェンディー達に慕われているってのは、
天性のカリスマなんかがあるのかも(笑)

ピーター役のサンプター君、イイ子を発掘したなあと。
こういう脆くて、危うい年齢って本当に一瞬だし
時とタイミングがぴったりしないと巡ってこないものでしょう。
あっという間に成長して大人になってしまうのだから。

でも私としてはフック船長の方が気になったりして(笑)


【キャスト】

ピーター・パン役には、ジェレミー・サンプター
今作が初めて“少年”が演じたピーターになるらしい。
原作は読んだ事ないけど、アニメなんかのイメージを壊さず
まんまピーターだと思う。あの得意満面の笑顔が「らしい」というか。
「フレイルティー/妄執」(ビル・パクストン初監督作)でデビュー。
「ローカルボーイズ」等に出演。
海外テレビドラマ「ER」にも出演している。
(シーズン8:10話/ベントンがカウンティを去るエピ)

ウェンディー役は、レイチェル・ハード=ウッド
少女とレディの間で感情が揺れ動くウェンディー役を
デビュー作ながら上手に演じている。

フック船長/パパ役は、ジェイソン・アイザックス
海賊フック船長と、ウェンディー達のパパの二役を演じる。
フック船長、ちょっとかっこ良かった(笑)
妙に紳士的だったりズル賢かったりして
あのタメを効かせながらのセリフ廻しがたまらない。(笑)
「彼女がステキな理由(わけ)」でスクリーンデビュー。
「ショッピング」(ジュード・ロウとサディ・フロスト元夫婦共演)、
「ドラゴンハート」「イベント・ホライゾン」
「アルマゲドン」「ことの終わり」「パトリオット」
「ブラック・ホーク・ダウン」「ウィンド・トーカーズ」
「バイオハザード」(ノークレジット)「タキシード」等多数。
今回黒の巻き毛ロングヘアだけど、
これをプラチナブロンドのストレートにすると......
そう、「ハリー・ポッター」シリーズのルシウス・マルフォイになる!
最近では、この「ハリポタ」で知った人も多いかも。

ティンク役は、リュディヴィーヌ・サニエ
殆どセリフなし、表情と動作でコミカルでちょっと(?)
ヤキモチなティンカーベルを演じる。上手いなあ、この人。
「焼け石に水」「8人の女たち」「スイミング・プール」と
フランソワ・オゾン作品に出演多数。肩書きは「オゾンの秘蔵っ子」で
今作がハリウッドメジャーデビュー作となる。
他に「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」「年下のひと」等。

ダーリング夫人(ママ)役は、オリヴィア・ウィリアムズ
子供達を愛するひたすら優しいママ。
雪降る寒いロンドンで窓を開けたまま子供達の帰りを待っている。
「ポストマン」でスクリーンデビュー。
「シックス・センス」では
ブルース・ウィリスが演じたマルコムの妻を演じていた。
他「天才マックスの世界」「抹殺者」
「エゴイスト」「ビロウ」等。
海外テレビドラマ「フレンズ」にフェリシティ役としてシーズン4に出演。

ミリセント叔母さんは、リン・レッドグレーヴ
世間体をダーリング氏に説き、ウェンディー達に厳しく接する、
こうるさい叔母さん。
「トム・ジョーンズの華麗な冒険」でスクリーンデビュー。
「ウディ・アレンの誰でもしりたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」
「シャイン」「2番目に幸せなこと」
「舞台よりすてきな生活」「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」等に出演。
「ジョージー・ガール」でゴールデグローブ賞、NY批評家協会賞受賞。
「ゴッド・アンド・モンスター」でゴールデングローブ助演女優賞受賞。

ジョン役は、ハリー・ニューウェル(写真左)
今作がデビュー作。父親似のちょっとまじめな感じ。

マイケル役は、フレディ・ポップルウェル(写真右)。 
お風呂が嫌いな末っ子のマイケル役を演じる、今作がデビュー作。
姉二人(アンナとルル)も俳優。

スミー役は、リチャード・ブライアーズ
フック船長の手下で、ちょっと間抜けなスミー役を飄々と演じる。
「ピーターズ・フレンズ」「から騒ぎ」
「フランケンシュタイン」「ハムレット」「恋の骨折り損」等、
ケネス・ブラナー監督作には必ずと言っていい程顔を出している。
他「スパイス・ザ・ムービー」
「ミスター・ビーン」「ウォーターシップダウンのうさぎたち」等

迷子たち(トゥートルズ、スライトリー、ニブス、カーリー、ツイン)
の詳細はオフィシャルのキャスト紹介に詳しく載ってます。

大人になったウェンディー(ストーリーテラー)役は、
サフロン・バロウズ
本編では声のみの出演、
DVD特典映像に収録の「もう一つのエンディング」で姿を見せる。
「父の祈りを」でスクリーンデビュー。
「サークル・オブ・フレンズ」「恋はワンダフル!?」
「セクシャル・イノセンス」「ディープ・ブルー」
「ギャングスター・ナンバー1」「エニグマ」等に出演。
今年公開された「トロイ」ではヘクトルの妻アンドロマケ役を演じている。

【オフィシャルサイト】
日本語 英語

DVD購入して鑑賞。

こちら↓にもTBしてます
ピーター・パン@映画生活

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Commenti

わぁい♪FLUFFYさんご覧になったんですね^^
コメント&TB有難うございました。
うっふっふ、多分私の最年少記録保持者です(笑)
ロリコン?はい。。そうかもしれません。
でもね、キュンとなっちゃったんです(爆)
撮影中にグングン背が伸びちゃったらしいですね。
声もやっぱり変わる時期だったのかも・・。
あ~私はまだ生声聞いてないので楽しみです♪
なかなか借りれずにいます( ̄▽ ̄;)

あっ、やっぱりフック船長も素敵ですよねー^^
うんうん、FLUFFYさんとは本当に気が合います!(^^)!
TBさせて頂きましたm(__)m

Scritto da: てるみ | martedì, settembre 14, 2004 a 06:45 p.

☆てるみさん
ジェレミーくん、キレイな子だなあと思いますよ。
このままを維持して成長してほしいなあなんて。
育ち盛りだったんですねえ。
フック船長は、ルシウスの時なんとも思わなかったんだけど
あのフックの扮装がツボだったようです。

Scritto da: FLUFFY | mercoledì, settembre 15, 2004 a 10:25 p.

このピーターパン、少年の色気出しまくりですよね!
ウェンディとどうなるのか、ハラハラしながら見ましたよ...
リュディヴィーヌ・サニエ大好きなんです!
あれで「妖精語」っていってフランス語しゃべってくれたら面白かったのに!

Scritto da: 赤パン | mercoledì, settembre 22, 2004 a 12:23 m.

☆赤パンさん
そうですね、アメリカ映画だからティンクはフランス語でもよかったかも。妖精=フランス語って合ってるなあ〜。

Scritto da: FLUFFY | mercoledì, settembre 22, 2004 a 01:19 m.

こんばんは。
TB,ありがとうございます!
また元のようにお話が出来るようになって、嬉しいですっ。(^^♪

フック船長(パパ)の解説が長いのはFLUFFYさんの思い入れが強いせいか・・・と思ったら、出演作が多いってのもあるのですね。(笑)
ハリポタにも出ていたなんて、全然気づきませんでしたよ・・・なんちゅー七変化っぷりでしょう。(トキめきますね・・・)
ある意味とても印象深い作品「ピノッキオ」の事を思うと、ホントに主人公がジェレミー君でヨカッタです。まさに適役!ですものね。(^^)
あ、記事を見るまで忘れてましたが、スミーも良かったです。何か可愛くって・・・。(笑)

Scritto da: aju | mercoledì, dicembre 22, 2004 a 09:51 p.

☆ajuさん
ご無沙汰してます。
ジェレミー君もすっかり成長してしまっているようなので彼の貴重なあの時期にこういう映画が撮れてよかったなあと思ってます。
フック船長は悪役ながら、とってもいい味出してましたね。ああ、スミーも(笑)憎めないキャラです。

Scritto da: FLUFFY | martedì, dicembre 28, 2004 a 07:54 p.

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