Shall We Dance?(2004)
【プロローグと感想】
弁護士のジョンは、これといった問題もなく
日々を過ごしていたのだが、
漠然と物足りなさを感じていた。
ある日、帰宅途中の通勤電車の中から外を見ていると
ダンス教室の窓際に立つ、
悲しげな表情の女性がふと目につく。
翌日も同じ状態でいた彼女が気になってしかたなかったジョンは、見学のつもりでダンス教室のドアを開けるのだった・・・・。
*******************************
周防正行監督作の
日本オリジナルをほぼ忠実にリメイクした
ハリウッド版。
実は、去年の内に試写で観ていて
今回記事を書くにあたって、
結構忘れてるコトに気が付いた(^^ゞ
さらに言うなら、オリジナル版も
一度地上波放送された時に観たきりなので
そっちの方の記憶もかなり曖昧になってる・・・・(^。^;)
でもまあ、だいたい同じ感じだったかな。
トイレでダンスのフォーム練習したり、
机の下でステップ踏んだりするシーンなんかは
オリジナル版でも結構印象に残ってたし。
踊れる女優ってことで、J.Loなんだろうけども
草刈民代みたいな清楚とか可憐さがなくって
心を閉ざしている間は、
ちょっとギスギスした感じだったし
どうも肉感的で私としてはイマイチだった。
ボビーにコートを汚されて、泣くシーンがあるんだけど
よっぽど思い出のある大事なものかと思ったら
そうでもなかった・・・単に気に入っていただけだった。
それがきっかけでジョンが意を決して誘うわけなんだけど
なんか子どものわがままみたいだった。
オリジナル版はどうだったんだろうか?
忘れちゃいました。(^^ゞ
気になるところは、竹中直人が演じた役でしょうか?
スタンリー・トゥッチは、かなり頑張ってますが
やっぱり軍配は竹中直人に上がりそう(笑)
あのキレっぷりは、他にはマネできないでしょう。
竹中直人の演技を観てなければ、
スタンリー・トゥッチもかなり面白いとは思うんだけど。
ダンス大会のシーンは、
結構プロのダンサーが踊っているみたいで迫力あった。
リチャード・ギアも「シカゴ」に続いてダンスしてるけど
インテリ系のルックスだから似合うなぁ。
カッコイイですよ。
身のこなしも軽いしね。
ポーリーナとジョンがタンゴを踊るシーンは
ちょっと官能的。
直接的なラブシーンがない(奥さんもいるしね)ので
このダンスが二人のラブシーンに相当するんだろうな。
リチャード・ギアはスケジュールの都合で
かなり短時間の練習で本番に挑んだそうだけど
そんなのみじんも感じさせないダンスだった。
使用されている曲もとてもカッコイイ。
ストーリーからちょっと浮いている感じのシーンなので
賛否両論ありそうだけどね。
もう、公開されてしまうので
予告は流れないと思うんだけど
この予告の後に流れる、
前売りを買うと付いてくるグッズの宣伝が
かなり笑えた。
観た方いらっしゃるかな?
ボールペンなんだけど、よくおみやげとかで売ってる
水が入っていて中のフィルムが動くやつ。
あれが、ダンスポーズのリチャード・ギアなんだけど
下がったと思ったら上がるんだものw
予告編の本編以外で、客席から笑い声が上がるのって
初めてだった(笑)
【キャスト紹介】
ジョン・クラーク役は、リチャード・ギア。
オリジナル版は役所広司が演じた。
こういう役って、ギアファンにはたまらないんじゃ?
どうでもいいことだけど、
誕生日が私と同じ8/31なのだ(笑)
「ミスター・グッドバーを探して」
「天国の日々」「ヤンクス」
「アメリカン・ジゴロ」「愛と青春の旅だち」
「ブレスレス」「コットンクラブ」
「キング・ダビデ/愛と闘いの伝説」
「キングの報酬」
「ノー・マーシイ/非情の愛」
「マイルズ・フロム・ホーム」「背徳の囁き」
「プリティ・ウーマン」「八月の狂詩曲」
「愛という名の疑惑」「ジャック・サマースビー」
「心のままに」「わかれ路」
「トゥルーナイト」「真実の行方」
「北京のふたり」「ジャッカル」
「プリティ・ブライド」
「オータム・イン・ニューヨーク」
「Dr.Tと女たち」「プロフェシー」
「運命の女」「シカゴ」などに出演。
今後の作品は
ジュリエット・ビノシュ、ケイト・ボスワース共演の
「Bee Season (原題)」等がある。
ポーリーナ役は、ジェニファー・ロペス。
やっぱ、ダンスは上手かった。
オリジナル版は草刈民代。
「ランバダ/青春に燃えて」「ミ・ファミリア」
「マネートレイン」「ジャック」
「ブラッド&ワイン」「セレナ」
「アナコンダ」「Uターン」
「アウト・オブ・サイト」「アンツ」(声の出演)
「ザ・セル」「ウェディング・プランナー」
「エンジェル・アイズ」「イナフ」
「メイド・イン・マンハッタン」
「ジーリ」「世界で一番パパが好き!」等に出演。
今後の作品は、
ロバート・レッドフォード、モーガン・フリーマン共演の
「An Unfinished Life(原題)」、
ジェーン・フォンダ、マイケル・ヴァルタン共演の
「Monster-in-Law(原題)」、「Bordertown(原題)」
ニコール・キッドマン共演の「American Darlings(原題)」等。
ベヴァリー役は、スーザン・サランドン。
最近はまじめな映画に多く出演してるけど
彼女は元々コメディ畑の出身。
コミカルな役はお手の物。
オリジナル版は原日出子。
「ジョー」でスクリーンデビュー。
「フロント・ページ」「ロッキー・ホラー・ショー」
「華麗なるヒコーキ野郎」「アドベンチャー・ラリー」
「真夜中の向う側」「キング・オブ・ジプシー」
「プリティ・ベビー」「アトランティック・シティ」
「ハンガー」「イーストウィックの魔女たち」
「さよならゲーム」「乙女座殺人事件」
「白く渇いた季節」「ぼくの美しい人だから」
「テルマ&ルイーズ」「ライト・スリーパー」
「ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄」
「ロレンツォのオイル/命の詩」
「依頼人」「若草物語(’94)」
「デッド・マン・ウォーキング」
「ジャイアント・ピーチ」
「天井桟敷のみだらな人々」
「グッドナイト・ムーン」
「クレイドル・ウィル・ロック」
「地上より何処かで」
「ラグラッツのパリ探検隊」(声の出演)
「キャッツ&ドッグス」(声の出演)
「17歳の処方箋」「バンガー・シスターズ」
「ムーンライト・マイル」等がある。
公開待機作は、ジュード・ロウ主演の「アルフィー」
今後の作品は、
ジョン・タトゥーロ監督作、
ジェームズ・ガンドルフィーニ、
ケイト・ウィンスレット、スティーブ・ブシェーミ、
クリストファー・ウォーケンなど共演の
「Romance & Cigarettes(原題)」
オーランド・ブルーム主演の「Elizabethtown(原題)」、
ビリー・ボブ・ソーントンなどが出演する
「Mr. Woodcock(原題)」、
サム・ニール共演の「Irresistible(原題)」などがある。
ティム・ロビンスとは結婚してないが、
実生活でのパートナーとして
長年の付き合いであることは有名。
ボビー役は、リサ・アン・ウォルター。
彼女は渡辺えり子に負けないくらい、パワフルだった。
オリジナル版は、渡辺えり子。
「エディー/勝利の天使」
「ファミリー・ゲーム/双子の天使」
「ブルース・オールマイティ」等に出演。
公開待機作は、「宇宙戦争」
リンク役は、スタンリー・トゥッチ。
イタリア系アメリカ人なので、
一応ラテン系ではあるらしい。
比較しちゃイケナイんだけど、やっぱりねえ。
スタンリー版のみを観たならかなり面白いとは思う。
オリジナル版は竹中直人。
「女と男の名誉」「フーズ・ザット・ガール」
「モンキー・シャイン」「ニューヨークの奴隷たち」
「ビリー・バスゲイト」「イン・ザ・スープ」
「ベートーベン」「キスへのプレリュード」
「パブリック・アイ」「ペリカン文書」
「あなたに降る夢」
「ミセス・パーカー/ジャズエイジの華」
「サムバディ・トゥ・ラブ」「死の接吻」
「シェフとギャルソン、リストランテの夜」
(監督・脚本・主演)
「地球は女で回ってる」「普通じゃない」
「オーメン18エンジェル」「ダブル・ガントレット」
「真夏の夜の夢」
「サイドウォーク・オブ・ニューヨーク」
「アメリカン・スウィートハート」
「ビッグ・トラブル」「ロード・トゥ・パーディション」
「メイド・イン・マンハッタン」「ザ・コア」
「ライフ・イズ・コメディ!ピーター・セラーズの愛し方」
「ターミナル」などに出演。
公開待機作は「ロボッツ」(声の出演)
テレビドラマでは、
「マイアミ・バイス」(3・4シーズン)に出演。
ミス・ミッツィ役は、アニタ・ジレット。
オリジナル版は、草村礼子。
’56年頃からテレビドラマに出演。
映画は「月の輝く夜に」でデビュー。
「ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄」
「ボーイズ・オン・ザ・サイド」「小さな贈りもの」
「彼女は最高」
「踊るマハラジャ★NYへ行く」などに出演。
今後の作品は、マギー・ギレンホール主演の
「The Great New Wonderful(原題)」がある。
テレビドラマの「Sex and the City」
(シーズン3・15話)にゲスト出演している。
シック役は、ボビー・カナヴェール。
結局、ホモ?w
「NY検事局」「グロリア」
「ボーン・コレクター」「ヴァニシング・チェイス」
「踊るマハラジャ★NYへ行く」等に出演。
テレビドラマ「サード・ウォッチ」では
ボビー役を演じている。
他「SATC」(シーズン3・9話)
「アリーMyラブ」(シーズン5・18〜20話)
「オズ/OZ」(シーズン6・7〜8話)
「ウィル&グレイス」ではヴィンス・ダンジェロ役として
シーズン6/7に出演。
ヴァーン役は、オマー・ベンソン・ミラー。
すごいデカイのに、意外とダンスが上手い。
「8Mile」に出演。
ジェナ・クラーク役は、タマラ・ホープ。
オリジナル版は、中村綾乃。
99年頃からテレビドラマに出演。
「The Deep End(原題)」でスクリーンデビュー。
他「The Republic of Love(原題)」
「A Different Loyalty(原題)」
「Saint Ralph(原題)」等。
エヴァン・クラーク役は、スターク・サンズ。
あんまり出番ないんだけど、
結構アイドルっぽいルックスだった。
「チェイシング・リバティ」
「キッズ・ミッション」等に出演。
今後の作品は、ジェームズ・ウッズ出演の
「Pretty Persuasion(原題)」
「Primal Scream(原題)」等。
デヴァイン役は、リチャード・ジェンキンス。
なんとすっかりこの探偵のシーンが抜け落ちてまして(^^ゞ
誰だっけ?となりました。思い出したけど。
「シルバラード」「ハンナとその姉妹」
「イーストウィックの魔女たち」
「リトル・ニキータ」「君がいた夏」
「シー・オブ・ラブ」「ブレイズ」
「ブルースチール」「ウルフ」
「あなたに降る夢」「パラダイスの逃亡者」
「キルトに綴る愛」「カウチ・イン・ニューヨーク」
「アメリカの災難」「エディー/勝利の天使」
「目撃」「メリーに首ったけ」
「モッド・スクワッド」「ヒマラヤ杉に降る雪」
「ランダム・ハーツ」「2999年異性への旅」
「ふたりの男とひとりの女」「ギリーは首ったけ」
「ジュエルに気をつけろ!」「バーバー」
「チェンジング・レーン」「キャンパス・クレージー」
「ザ・コア」「ディボース・ショウ」
「12人のパパ」等に出演。
スコット役は、ニック・キャノン。
探偵のシーンが抜けているので、
彼も一緒に抜け落ちてた。
どこかで見た顔だと思ったけど「ドラムライン」か!
デヴァイン探偵の助手
「学園天国」「メン・イン・ブラック2」
「ドラムライン」
「ガーフィールド」(声の出演)等に出演
今後の作品は
「The Underclassman(原題)」
キム・ベイシンガー、ダニー・デビート出演の
「Jump Shot(原題)」
「Roll Bounce(原題)」
スティーブ・ブシェミ、マギー・ギレンホール出演の
「Monster House(原題)」等がある。
ヴァーンの婚約者役は、マイヤ。
いやあ、びっくりしたよ。
突然「フィアンセです」って!!
彼女は突然映画で目撃することが多いです。
本職はシンガー。
映画サントラの曲起用も多く、
「ブルワース」の『Ghetto Superstar』や
「ラグラッツ・ムービー」の『Take Me There』、
「シカゴ」の『Cell Block Tango』、
「ダンシング・ハバナ」の
『Do You Only Wanna Dance』、
「シンデレラ・ストーリー」の『Fallen』等があるが、
やはり有名なのは
「ムーラン・ルージュ」でクリスティーナ・アギレラ、
ピンク、リル・キムと歌った
『Lady Marmalade』でしょう。
今作でもデヴィッド・ボウイの『Let's Dance』をカヴァー。
「In Too Deep(原題)」でスクリーンデビュー。
「火山高」「シカゴ」等。
公開待機作は「ダンシング・ハバナ」
今後の作品は、ウェス・クレイブン監督作
「Cursed(原題)」等。
ヒップ・ホップバーのパフォーマー役は、ジャ・ルール。
ラッパー。本名:ジェフリー・アトキンス
「ワイルド・スピード」「奪還DAKKANアルカトラズ」
「最‘狂’絶叫計画」等に出演。
今後の作品は、
ガブリエル・バーン、イーサン・ホーク
ローレンス/フィッシュバーン出演の
「Assault on Precinct 13(原題)」
【サウンドトラック】
ダンスミュージック中心なので、楽しめます。
いろんなテイストの曲が収録されてるし。
予告で流れていたのは、
Peter Gabrielの「The Book Of Love」
この曲が冒頭で流れるとは思わなかったんでびっくり。
もちろんすぐに「Shall We Dance」に変わったけどね。
☆オススメ曲☆
M-1,M-2,M-3,M-4,M-5,M-6,M-10,M-12,M-14
Amazonで試聴するShall We Dance?
こちらにも↓TBしてます
Shall we ダンス?@映画生活
シネマリサーチ2000試写会にて鑑賞
於:スペース汐留FSホール
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I commenti per questa nota sono chiusi.
Commenti
私もオリジナル(草刈民代)の清楚で凛としたイメージが強くって、ジェニファー・ロペスのハリウッド版はどうなんだろう?と、時々気になっていました。
オリジナル版が好きだしテーマソングを聴いちゃうと、つい涙が出ちゃうので、観に行こうか迷ってたんですが、記事を読んで、どうしようか半分決まってしまったカモ。大変参考になりました!
「オペラ座の怪人」を観た時に予告が流れたんですが、私もニヤリとしちゃいましたよ!
手にとって見てみたいな・・・とも思ったり。(笑)
Scritto da: aju | mercoledì, aprile 13, 2005 10:41 PM
☆ajuさん
こんばんはー。
オリジナル版は、日本人的な笑いや泣きが
日本人のツボにはまるんだと思うんですよ。
どうすることに決めたのですか?
行かないのかな?
予告、笑えましたよね。
友達は、「欲しい!」って言ってましたよ(笑)
Scritto da: FLUFFY | giovedì, aprile 14, 2005 01:24 AM
コメント&TBありがとうございました。
私も竹中直人のほうに軍配を上げたいと思ってます。竹中直人は日本の誇る俳優の一人ですよね。
あと、前売り券についてくるオマケ、確かに受けてました。最近、あの手のオマケが面白いですよね。他にも面白いのあったんだけど、思いだせないなぁ・・・。
Scritto da: 多感な奴@CINEMA IN/OUT | domenica, aprile 17, 2005 01:04 AM
☆多感な奴さん
竹中直人は、時々あのクドさがハナに付くこともあるけど
あの役に限ってはばっちりでした。
オマケは本当にいろいろ趣向凝らしてますよね。
Scritto da: FLUFFY | martedì, aprile 19, 2005 05:20 PM
こんにちわ~
たぶんTV放映やるのでは!?なんせ10年近く前の映画ですからね~細かいとこ覚えてないですよね
Scritto da: hary | giovedì, aprile 21, 2005 03:46 PM
☆haryさん
こんにちは。
やりそうですよね、TV放映。
日本とアメリカの文化の違いがあるので
そこらへんを確認したいなと。
Scritto da: FLUFFY | venerdì, aprile 22, 2005 04:47 AM
コメントありがとうございました。
「ワンサくん」をご存知とは、こちらこそ嬉し恥ずかしです(^^)わたくし、手塚先生の大ファンでして、覚えていらっしゃるかは判りませんが「ハチ公」をミュージカルにした回が特にお気に入りなのです!
Scritto da: まつさん | venerdì, maggio 13, 2005 02:26 AM
☆まつさん
私も手塚治虫大好きです。
小学生の頃、ご本人を間近で見かけて
子供ながら大感動した覚えがあります。
「ワンサくん」のDVDとか出ないかなあ〜。
マイナー過ぎてダメそうですね(^^ゞ
Scritto da: FLUFFY | martedì, maggio 17, 2005 02:24 PM