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mercoledì, gennaio 18, 2006

プルーフ・オブ・マイ・ライフ

彼女自身を証明するもの

Proof

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【プロローグと感想】

天才数学者だった父の看病を5年間、
最期を一人で看取ったキャサリンは
自らも父と同じ運命にあるのではないかと不安に駆られる。
父の葬儀のためにやってきた、相性の合わない姉、
父の教え子のハルの優しさ。

その優しさに応えようと、
キャサリンはあるノートを彼に手渡すのだが・・・。

父と暮らした5年間の間に何があったのか。
彼女自身の証明をするものは見つかるのか。

***********************

「恋におちたシェイクスピア」のアカデミー賞コンビ、
監督:ジョン・マッデンとグウィネス・パルトロウ。

そして、原作はビュリッツアー賞を受賞していて、
舞台化もされているとか。

そうした背景は、映画を観終わった後に
いろいろ調べていく間に知ったことだった。

でも、この作品は
そういう先入観とか、
期待などしないで観た方がいい気がする。
まあ、良質でいい映画だとは思うけど、
なんだかちょっと分かりづらかった面もあるから。

「○○と天才は紙一重」って言葉そのままの、父。
若くして世に名を残すほどの数学博士になったものの
晩年は通常の人間の思考回路ではなくなってしまう。
そんな父を愛しつつも、少しだけ疎ましく思いながら
面倒を一人で見る娘。
彼女は父の頭脳を受け継ぎ、そして父に愛されている。

愛する人が壊れていく姿を目の当たりにして、
自分も「そうなるかもしれない」って考えたら、
やっぱり誰でも未来は不安になると思う。

いくら美人で、頭が良くても。

正気に戻ったと思っていた父が、
実はそうでなかった・・・と知るシーンなんかは
相当重い・・・・。
その父側に立つのは、
いずれ自分かもしれないと考えてしまうから。

そんな彼女にも転機が訪れるのだが、
これが単純に恋愛に片づいて終わり。
・・・というスタイルでなかったところは
かなり好みな展開だった。
ちょっと推理モノっぽい展開にもなっていて、
「本当のところどうなんだろう?」と
観ている方もあれこれ考えてしまう。
観客もキャサリンの
「Proof=証明」を一緒に見つけようとする。

キャサリンの現在と、父と過ごした5年間を
行ったり来たり、前触れもなく交差するのは
狙いだとは思うけど、
やっぱりちょっと難しい演出。
スタイルになれるまで、ちょっと時間がかかってしまう。
そこが残念。


【キャスト紹介】

キャサリン役は、グウィネス・パルトロウ

とりあえず、無防備でもそれなりに美人。
こういう、薄幸で神経質っぽい役にはぴったり。

「過ぎゆく夏」でスクリーンデビュー。
「フック」「冷たい月を抱く女」
「フレッシュ・アンド・ボーン/渇いた愛のゆくえ」
「ミセス・パーカー/ジャズエイジの華」
「ジェファソン・イン・パリ/若き大統領の恋」
「セブン」「ムーンライト&ヴァレンチノ」
「ハードエイト」「ハッピィブルー」
「Emma エマ」「スライディング・ドア」
「大いなる遺産」「沈黙のジェラシー」
「ダイヤルM」「恋におちたシェイクスピア」
「リプリー」「デュエット」
「偶然の恋人」「アニバーサリーの夜に」
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」
「愛しのローズマリー」
「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」
「抱擁」「ハッピー・フライト」
「シルヴィア」
「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」等に出演。

今後の作品は・・・
アネット・ベニング共演の
「Running with Scissors(原題)」

サンドラ・ブロック、シガーニー・ウィーバー出演の
「Infamous(原題)」

オーランド・ブルームと姉のサマンサが共演する
「Love and Other Disasters(原題)」

弟ジェイク・パルトロウが監督&脚本、ペネロペ・クルス共演の
「The Good Night(原題)」

メリル・ストリープ、アネット・ベニング共演の
「Dirty Tricks(原題)」
等が控えている。

2003年に英ロックバンド、Coldplayのボーカル
クリス・マーティンと結婚。娘が生まれている。


父:ロバート役は、アンソニー・ホプキンス

正気と狂気の境目を上手く演じることができるのはさすが。
短い出演だけど、やっぱり存在感はある。

「冬のライオン」「八点鐘が鳴るとき」
「戦争と冒険」「ジャガーノート」
「オードリー・ローズ」「遠すぎた橋」
「インターナショナル・ベルベット/緑園の天使」
「マジック」「エレファント・マン」
「バウンティ/愛と反乱の航海」
「青い夜明け」
「逃亡者」「羊たちの沈黙」
「フリージャック」「ハワーズ・エンド」
「ドラキュラ」「チャーリー」
「トライアル/審判」「愛の果てに」
「日の名残り」「永遠の愛に生きて」
「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」
「ニクソン」「8月の誘惑」
「サバイビング・ピカソ」「ザ・ワイルド」
「アミスタッド」「マスク・オブ・ゾロ」
「ジョー・ブラックをよろしく」
「タイタス」「M:I-2」(ノンクレジット)
「グリンチ」(声の出演)「ハンニバル」
「アトランティスのこころ」「9デイズ」
「レッド・ドラゴン」
「白いカラス」「アレキサンダー」等に出演。

今後の作品は・・・
49年作「オール・ザ・キングスメン」のリメイクで
「All the King's Men(原題)」
(ショーン・ペン、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット等共演)

レクター教授の若き頃を描いた
「Young Hannibal: Behind the Mask(原題)」(声のみ出演)
(若きハンニバル・レクター役は、ギャスパー・ウリエル)

エミリオ・エステベス監督・脚本・出演作、
ロバート・ケネディ暗殺を描く「Bobby(原題)」
(デミ・ムーア、リンジー・ローハン、
シャロン・ストーン、イライジャ・ウッド、
ハリー・ベラフォンテ、ローレンス・フィッシュバーン、
アシュトン・カッチャー、ウィリアム・H・メイシー、
マンディ・ムーア、キップ・パルデュー、
マーティン・シーン、ニック・キャノン等々、多数出演)

ロバート・ゼメキス監督作、「Beowulf(原題)」
(アンジェリーナ・ジョリー、クリス・クーパー、
アリソン・ローマン、ジョン・マルコヴィッチ等出演)

アーネスト・ヘミングウェイ役で出演の「Papa(原題)」
ライアン・ゴスリング共演のスリラー、「Fracture(原題)」
モーガン・フリーマン共演の「Harry and the Butler(原題)」
等多数待機中。


ハル役は、ジェイク・ギレンホール

「ムーンライト・マイル」で初めて観た時は
なんかサエない青年だなーって印象だったけど、
結構精悍かつ繊細で、この役には合っていたと思う。
とにかく、とにかく、いい青年。

「シティ・スリッカーズ」でスクリーンデビュー。
「欲望」「ワイルド・スモーカーズ」
「遠い空の向こうに」「ドニー・ダーコ」
「グッド・ガール」「ムーンライト・マイル」
「デイ・アフター・トゥモロー」等に出演。
「ジャーヘッド」(2/11)と、
「ブロークバック・マウンテン」(3/4)が公開待機中。
ちなみに、「ブロークバック・マウンテン」はGG賞4部門受賞。

今後の作品は・・・
デヴィッド/フィンチャー監督作、
「Zodiac(原題)」が待機中。
(ロバート・ダウニーJr.、
マーク・ラファロ、クロエ・セヴィーニなど共演)


姉:クレア役は、ホープ・デイヴィス

この姉もまた、心の闇を持っている。
だから、妹への接し方がとてもヘタで不器用。
キャサリンの言動は、本当はいちいち当たっていたはず。

「フラットライナーズ」でスクリーンデビュー。
「ホーム・アローン」「死の接吻」
「ワンダーランド駅で」「隣人は静かに笑う」
「アトランティスのこころ」「アバウト・シュミット」
「アメリカン・スプレンダー」「ドゥーマ」等に出演。

今後の作品は・・・

ニコラス・ケイジ主演の「The Weather Man(原題)」

サンドラ・ブロック、シガーニー・ウィーバー出演、
グウィネスとも再共演の「Infamous(原題)」

「The Hoax(原題)」(ジュリー・デルピー出演)等がある。


バンダリ教授役は、ロシャン・セス
roshanseth

キャサリンが通っていた大学の教授。

「ジャガーノート」でスクリーンデビュー。
「ガンジー」
「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
「インドへの道」「マイ・ビューティフル・ランドレット」
「風の惑星/スリップストリーム」「愛と欲望のナイル」
「星の流れる果て」「ミシシッピー・マサラ」
「ロンドン・キルズ・ミー」「ストリートファイター」
「バーティカル・リミット」「モンスーン・ウェディング」
などに出演。

【オフィシャルサイト】
英語 日本語

【関連モノ】


よみうりホールにて試写鑑賞

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Commenti

ご無沙汰しております。
最近更新されていなかったので、完全にmixiへ移られてしまったのかと思ってました。

この映画のスタイルは確かに慣れるまでしんどいかも知れませんね。
特に物語の進み方ですよね。現在と過去が前後したとき「えっ」って感じになりました。

でも、慣れてくると、ジワジワと味が出てくるような不思議な映画でした。

Scritto da: 月の風 | domenica, gennaio 22, 2006 a 10:56 p.

☆月の風さん
お久しぶりです!レス遅くなってごめんなさい。
すっかりこちらをおサボリしてしまってました。
mixiの方は、マメに更新してたので、
それほど忙しいって訳じゃないことがバレバレなんですよね(^_^;)

ちょっとしばらく調べて記事を書くっていうことに
疲れてしまったんですよね〜。
でも、
今年はまた気を入れ替えて更新する予定です。

この作品、構成がネックになってしまってますね。
冒頭のちょっとした驚きとか、結構うまいんですけども。
その後の展開について行くのがやっとでした。
舞台作品だからなんでしょうかね?

内容としては、深みのある作品だと思いました。

Scritto da: FLUFFY | mercoledì, febbraio 01, 2006 a 01:48 m.

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Registrato in data domenica, gennaio 22, 2006 a 10:51 p.

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